社会性を愉しむ

土曜日。
ブレンブレンドで、今年初のライブでした。

いま、名古屋で勢いのあるポップスユニット、
そらいろプラネットさんのワンマンライブに、
OAとして呼んでいただきました。
何たる光栄。

たくさん笑っていただいたり、手拍子で盛り上がったり、
暖かいお客さんに囲まれ、気持ちよく演奏することができました。
本当にありがとうございました。

楽屋にて。

イベントにゲストでいらっしゃっていた猫ひろしさんとパシャリ。
パシャリ?違うね、ニャー!だね。

こういうときに、営業用の顔なんて一切チラつかせずに、
飾り気のない笑顔を見せられる、
ブレンブレンドのみんなが好き。笑

この後はレコーディングに集中するため、
次回ライヴは現在未定ですが、
もっともっとたくさんの人に、
このバンドの良さを伝えられるといいなと思います。

僕は、バンドではキーボードを弾いているのですが、
鍵盤楽器の人って、基本1人で(音楽的に)なんでもできちゃうタイプが多く、
それゆえにバンドで活動している人がそれほど多くないと思うんです。

きっと、
バンドといっても、広く括れば人間関係の一カテゴリなので、
人が集まれば集まるほど意思決定のプロセスは複雑化するし、
そんなんめんどくさいから1人のほうがいいやー、みたいな思考回路が働くんだろうな、と思います。

でも、最近感じるのは、
この「めんどくさい」は人がたくさん集まっているから生じるものではなく、
組織に属している一人一人の人間性の高さに反比例して発生するものなのかな、と。

きちんと他人の言葉を受け止め、
きちんと自分のエゴをメタ認知する。

そういったことが出来る人間同士の集まりは、
長く続くし、そこに人間のもつ社会性を愉しむ余裕が生まれる。

たぶんブレンブレンドにも、その余裕があるから、続いている。
そゆことなのかな、と。
(それっぽく宣っているだけで、
筆者もちょっと何言ってるのか分からない状態です。)

こんなことを考えていたら、
中学生の頃、初めて友達とバンドを組んだときに、
父からもらったメールのことを思い出した。

"バンドは人間関係だ。どれだけ演奏が上手くても、人間関係がダメになって解散してしまうバンドがこれまでたくさんあった。これから大人になって、最高のバンドを組んでくれることをお父さんは祈っている。"

父さん、アツいぜ。
でも、どの立場で言ってんねん。笑
まぁ、頑張ろう。

1/19@Heartland

1. Greeting Cup
2. パーリナイ!
3. ベストフューチャー
4. But, you can fly
5. かげろうの向こう側
6. 魔法のカード 〜E.T.C.〜
7. ブレンブレンドのテーマ

重ね重ねになりますが、
お招きいただいたそらいろプラネットさん
会場のハートランドのスタッフの皆様
そして猫ひろしさん

本当に素敵な夜を、ありがとうございました。

さて、次回の中吉小吉は、

ビバ振替休日!〜月曜休みをいかにすごすか〜

です。お楽しみに!
(ていうか自分が楽しみだよ。。)

踏めない背中

仕事が始まって、年明け特有の忙しさがふっと落ち着くと、
だいたい決まってあんじろうさんのことを思い出す。

あんじろうさん。

説明しよう、あんじろうさんとは、
僕が高校のときから足繁く通っていた個人スタジオのオーナーである。

ちなみに、あんじろうさんという名は本名ではない。

でも、みんながそう呼ぶし、
スタジオの名前まで「あんじろうず」だったもんだから、
あんじろうさんはどこまでいってもあんじろうさんなのであった。

僕は高校への入学と同時に、フォークソング部に加入し、
このスタジオに入り浸ることになる。

あんじろうさんはときどきミーティングルームに登場し、
音楽の薀蓄を余すところなく僕らに吹き込んでいった。

薀蓄だけではなく、幾多の音源も。
まだitunesも駆け出しだったから、その頃はCDという媒体で。
いったい何枚焼いてもらったことか。笑

時が過ぎ、大学生になってからも、
僕はスタジオあんじろうずに通い詰めた。

大学の音楽サークルには、スティーリー・ダンやリトル・フィートやダニー・ハサウェイの話が通じる人がなかなかいなかったからだ。
結局僕はあんじろうさんと音楽の話を突き詰める日々を繰り返した。

そして、一緒にバンドを組んだりもした。

当時の僕のキーボードスキルは、今と比べるとおっぺけぺーなものだったけれど、
彼のご縁にあやかって、ラジオで曲を流してもらったり、大きなライヴハウスに出させてもらったりして、
普通の大学生では味わえないような贅沢音楽ライフを謳歌することができた。

また、彼の音響やイベントの仕事にお手伝いとしてついていくこともあった。
音楽は、誰かの人生と結びついて、よりその価値を高めるのだということを肌で感じたり、
現地で美味いものをいただくという社会勉強もさせていただいた。

そしていつの間にか、僕は社会人になる。

就職してからも、まるで里帰りのように、
年末年始とお盆はスタジオに顔を出す習慣がついていた。

その頃になると、あんじろうさんも以前ほど活発ではなくなっていたけれど、
訪ねる度に、本宅の方に招いてくれて、やっぱり音楽の話。

十年来の付き合いになっても、髪型と体型以外は全然変わるそぶりを見せなかった。

だから、二年前の年明け、突然の訃報が入ったときも、
また音楽の話をするようなつもりで、僕はあんじろうずへ駆けつけたのだ。

でも、彼は静かに眠っていて、そのまま口を開くことはなかった。

あんなにおしゃべりだったのに。

でも、泣いたり悲しんだりする余裕はなかった。
彼を弔う、というか送り出すための、演奏の役を仰せつかったからだ。
最後の最後まで、こういうとこ、ホントあんじろうさんだよなぁと思いながら、
目の前の曲を、ひとつひとつ、全力で弾ききった。

本当はそのときに、たくさん伝えたかったことがあったけれど、
演奏に集中していて、それどころではなかった。
でも、きっとあんじろうさんも、そんな僕を分かってくれただろう。

気がついたら、お葬式は終わっていて、
ぼーっとした気持ちで、家に帰ったのを覚えている。

あんじろうさんの、それはそれはたくさんの言葉の中で、特に印象に残っているのは、

俺を踏み台にして、越えていけ

というフレーズ。

音楽における師弟関係は、師に対する弟子の忖度を生みやすく、
それが音楽(特にポピュラーミュージック)文化の価値向上を阻んでいる、というのが僕の意見だが、
あんじろうさんの言動には、誰かを束縛したり、可能性を狭めたりするようなものは一切感じられなかった。

なんというか、伸びていこうとする苗に、ひたすら水をやり続け、
それを楽しんでいるようなイメージだ。

その姿にどれだけ救われただろう、
そしてどれだけ、音楽を一緒に楽しんでもらえただろう。

そんなあんじろうさんを、踏み台になんてできるわけなかった。

あれから2年が経ち、僕は今も音楽活動を続けている。
彼に教えてもらったブルースは少しだけ上手くなったし、
大好きなバンドも軌道に乗り始めた。
結婚もしたし、仕事だって辞めずに続けている。

過去のことを振り返って悔やんだり嘆いたりするのは自分のスタンスに反するけれど、
この土日くらいはゆっくりじっくり昔のことを思い出して、
感謝の気持ちを、呼び起こしたいと思う。

本当に、ありがとう、あんじろうさん。

僕は僕の、答えを見つけます。

「やり残したこと」から「やりたいこと」へ

あけましておめでとうございます。

とりあえずクリスマスの話なんだけど、

サンタクロースがスイッチを持ってきてくれました。笑
またお時間がありましたら、
コントローラー持参で上村家に遊びに来てください。

さて、2019年になりました。

毎年、年末は「やり残したことリスト」を作り
お酒のアテにしていた僕ですが、
いろいろと考え方が変わり、
「やり残したこと」がほとんどなくなりました。

というか、

やり残す、というのは、中途半端な人のすることだと、
過去の自分を恥ずかしく思うようにすらなりました。

そんなことを考えながらガスレンジの掃除をしていたら、
いつのまにか年も明けてしまったので、
早速ですが、やりたいことをここで共有して、
年始のお酒のアテにしたいと思います。

①仕事で「え?こっち?」的な方向に抜きん出る。

これはもちろんやるべきことはやった上での話です。笑
普段の自分は、給与とか経理とかを中心に、
この国の教育活動を支える仕事をしているのですが、
今年はそれにプラスして、自分にしかできない形で、
貢献できることを探したいと思っています。

とりあえず、既にいくつかお話をいただいているので
ピアノを熱心に練習しています。

②バンド活動を洗練させる

ブレンブレンドというバンドをやっています。

現在絶賛レコーディング中です。
クアイフやMisia、アンダーグラフも手がけた最強のスタッフにお手伝いいただき、
最高のミニアルバムを作っています。

先行のシングルもリリースしたので、良かったらお聴きくださいね。

新年最初のライヴは、1/19(土)

そらいろプラネットという
名古屋気鋭のポップユニットのオープニングアクトです。
オープニングアクトだけど、たっぷりステージの時間をいただきましたので、ぜひ!

ちなみに、イベントのゲストに、猫ひろしが出ます。笑
僕だったら絶対行っちゃう、猫ひろしを見に。

とりあえず、新曲もたくさん演奏するので、
ピアノを熱心に練習しています。

③家庭のことを考える

気がつくと、リハだのなんだので、
家庭を顧みない夫になってしまいがちなので、
今年はきちんとその辺、考えるようにします。

大事なもの、守りたいものがあるということは、
全てにおいて力の源になることを、やっと理解できてきたから、ね。

とりあえず、家では時間を決めて、
ピアノを熱心に練習しています。

いずれにしても、
身の回りの物事を追いかける姿勢を忘れない一年にしたいですね。

追いかけられるよりも、追いかける。これすごく大事。

干支が猪だから、今年めっちゃ早そうだけど。笑

みなさん、今年もかみゆと、このブログと、その他諸々、よろしくお願いしますね。

次回の中吉小吉は、
年始になると思い出す、あんじろうさんの話です。

【速報】ブログ、1周年とちょっと

インタビュアー(以下「イ」):かみゆさん、おはようございます。早朝からすみませんが、今日はよろしくお願いします。

かみゆ(以下「か」):いやホントに、早朝すぎですから。ホントに(むにゃむにゃ)。

イ:ブログが開設から1周年を迎えたということで。本当におめでとうございます。今の率直なお気持ちはいかがですか?

か:眠いです。

イ:率直すぎます。もう少し誌面を考慮してください。

か:いやもう、続くということは素晴らしいことだと思います。これもひとえに、みなさんと自分の根気が成し得た技というか。書き続ける根気と読み続ける根気の頂上決戦といった感じですね。

イ:…ありがとうございます。たしか、1年前は100万PVを目指すと張り切っておられました。読者の方はどのくらい増えたのでしょうか?

か:爆発的に、というわけではないのですが、おかげさまで少しずつ認知されてきているみたいですね。この間の結婚式の記事も、相当反響がありましたし。

イ:いやそれ、私も読ませていただきましたけど、すごく良かったです。
来月で結婚して2年になると伺いましたが、この2年間、いかがでしたか。

か:とにかく早く時間が過ぎたな、という感じですね。こんな感じで気がついたら100年くらい経ってしまいそうな気がして、心配です。

イ:そうですか。たぶんその心配はご無用だと思いますよ。今年はお仕事も音楽活動のほうも活発だったかと思いますが、家庭とはどう両立させていたのでしょうか。

か:結論から言うと、両立はできていないと思います(笑)。

イ:(笑)奥さんは寛大ですね。

か:そうですね、仏ですよ。だからこそ今後は、仕事も音楽活動も、より結果にこだわらなきゃいけないな、と思いますね。

イ:ほう、結果ですか。

か:はい。特に今までは、仕事で納得できる成果を出したとか、ライヴやリハのたびに自分の技術が向上したとか、そう言う絶対評価的な結果で満足していた部分があったのですが、もっと、他人にも分かるような結果を、求めていく必要があるように感じます。そうでないと、家族の目には、世間一般のただ家に帰らない夫と何ら変わりなく映ってしまうでしょうから。もっと崇高なものを目指して、やっているんだと言うことが伝わると、支えてくれている人の気持ちも楽になると思うんです。

イ:たしかに、そうかもしれませんね。

か:ま、そのほうが僕自身も、自己肯定感を保てるというところもあるんですけどね(笑)

イ:なるほど。音楽活動の面では、具体的には今後どんな取り組みをしていくのですか?

か:そうですね。とりあえず自分の関わっているバンドやユニットについては、意思決定の効率化を図りたいですね。時間をかけてメンバーの意思統一をしていくことも大切ですが、自分もそんなに時間がないことに気がついたので、物事を決めるスピードをもっと上げたいな、と。
あと、これまでは「このバンド(組織)に対して何ができるか」と、「このバンド(組織)から何を得られるか」をある程度天秤にかけていたのですが、これからは後者重視でいけたらいいなと考えています。少しばかり貪欲になろう、という感じですね。

イ:そうですか。(それは今後のご活躍が期待できそうですね。)こいつなかなかめんどくさい奴になってきたな…

か:すみません、心の声と実際の声が逆になっています。

イ:あ、すみません。ついうっかり。ところで、年内のライヴのご予定はどのような感じですか?

か:年内はあと3本ですね。ちょうどフライヤーを持ってきていますので。

こんな感じですね。
あとは、忘年会が4本ほど入っています。

イ:聞いてもいない情報までありがとうございます。こりゃ年内ドタバタですね。

か:でも、今年はあえて12月の後半をがっつりプライベートの予定で固めたんですよ。年末年始はゆっくり、家族や友人との時間を大切に過ごしたいですね。

イ:そういう気持ちを持つことがまず大切ですよね。ぜひごゆっくりなさってください。ブログの方の更新も期待しています。

か:あ、あと今日一番お伝えしたかったんですが、ブレンブレンドが12月10日に新しくシングルをリr

イ:すみません、今日はお時間が来てしまったので、その話また今度でもいいですか?

か:分かりました…

イ:今日はありがとうございました。

か:ありがとうございました…

次回の中吉小吉は、

新企画!誰も知らない名曲集 〜「テネシー・クリスマス」で紐解く正しいクリスマスの過ごし方

お楽しみに!

a Day with the Sky

去年の11月に結婚式をしてから、一昨日でちょうど一年。

振り返るのにちょうどいいくらいの時間が過ぎたので、
特にひねりもなく、振り返ってみることにしました。笑
心優しい方はぜひお付き合いください。

遡ること2年前、

僕たち夫婦は結婚式のおよそ一年前くらいに入籍をして、
時間をかけて式の準備をしていくことに。

そうすると、たいていは「こんな式場がいい」とか、
「こんなドレスが着たい」とかから始まるんだけど。
2人がまず考えたのは、

そもそも、結婚式って何のためにするんだろう?

というコンセプトの部分。笑

素敵な式場やウェディングドレスはもちろん大切だけれど、
式そのものが、新郎新婦の自尊心のためにあるようでは何か違う。

お世話になった人、なっている人達に、
「おかげさまで結婚というスタートに辿り着きました」という感謝の気持ちを
あの手この手で表現する場こそ、結婚式なのではないか。

少し時間をかけて話し合って、そんなところに落ち着いた。

そこからはホント一瞬。

月日の流れの速いこと速いこと。
とりあえず勢いのまま式場を探し、衣装を探し…
情報収集に勤しむ毎日。
定番だから、という理由ではなく、
自分がゲストだったら、こんなのが面白い!という視点で、企画に試行錯誤する日々が続いた。

奇しくも2人はこだわりの人である。

妻はこだわりのグッズを作りまくり、

夫はこだわりのオープニングムービーをiPhoneで撮影し、業者っぽく編集した。

さらに、かみゆ家はこだわりの家系であるため、

こだわりの弟にはウェルカムボードを依頼した。

式場で打ち合わせするたびにアイデアは飽和し、
プランナーさんも驚く異例のペースでプランを立て、笑
残った時間に、気持ちを込めた。

式のタイトルは、「a Day with the Sky」
空がどこまでも続いているように、人の関係も果てしなく繋がっているということ。
そのつながりの中で生きてきた2人が、新たなつながりを作る瞬間を
お世話になった方々に見届けていただくこと。

大空を見上げたとき、ふと綺麗だと思うように、
人と人とのつながりとは素敵なものだとみんなに感じてもらえるような、
そんな結婚式を目指して。

そして、当日。

詳細はご想像にお任せしますが、
それはもう、いい式でした。自称だけど。笑

きっと最初に描いたコンセプトは間違っていなかっただろうし、
僕らのおもてなしの気持ちが、ゲストの方にもしっかり伝わった気がして本当に嬉しかった。

感謝を表現する式のつもりが、また感謝したくなってしまうくらい、みなさんの祝福は温かく、

秋晴れの空の下、みんなで気持ちのいい時間を過ごしましたとさ。

まだやったことはないけれど、
横浜アリーナでライヴをした後の達成感と疲労感ってこんな感じかも、って思った。
まだやったことはないけれどね。笑

妻は今でも、ときおり式の写真や動画を見てはニヤニヤしていたりする。
見ていて嬉しくもあるけれど、

個人的には、今後それを越えるイベントを提供することこそ、夫の責務だと勝手に思っている。笑

いや、やってみせるよ、
これまでだってそう言ってやってきたもの。

これからも、こんな上村家を温かく見守っていただけたら幸いです。
よろしくお願いしますね。

徒然なるままに、日暮らし、スマホに向かいて、また日暮らし、ひぐらし、つくつくぼうし

とある雑誌で、江國香織さんの書いた記事を目にして、
あ、学生の頃、けっこう読んだなって。

なんだろう、

あのときは、繊細な言語表現に触れることで、
人の感情の複雑な部分を、
自身で理解したり、他人に分かってもらったりすることに必死だったんだろうな、と。

今は、そこまで深く自分の内面にディギングすると、
2日後くらいに頭の平滑筋が筋肉痛になることがわかってるから、やらないけど。笑

あのとき追いかけた言葉や気持ちが、
ちゃんと今の自分の表現の核を成していて、
懐かしくもあり、ありがたいと感じる。

大学のときは、子どもの歌に興味があって、
卒論でも子どもが触れるメディア音楽の変遷を追っていた。

アニソンとかを譜に起こして、歌いやすさを時代ごとに検証して、
ひとり楽しく卒論を書いていたのを覚えてる。笑

いやー結論から言うと、難しくなってるんですよ、子どもの歌。
彼らは、常にそうしたノンエデュケーショナルな音楽から刺激を受け、
音楽的に難しい楽曲を、早い段階から感覚的に理解して、難なく歌ってるの。

すごくない?負けてらんないよね。

今、一番ショックなのは、

学生の頃を、ちょっと昔のことだなって思った自分に気がついたこと。

明日は金曜日。
9月も終わるし、
わかりますよ。
焼肉、食べたいですよね。

スクラップアンドビルド

いやー、秋がやってくると
思わず聞いてしまうよね。

銀色の道 / ダークダックス

(知らないあなたは今すぐ検索だ!)

特に秋に関係があるわけではないけど、
帰り道に聴きこんでしまうよね〜みんなもそうだよね〜

今日の貴乃花の記者会見を、
帰りの電車でわりとがっつり見てしまって、
他人のことなのに、もやもやしている。笑

情報化社会に慣れた人たちなら、
7割くらい、誰が悪いことしているのかは見えているのに、
知ってる人は何も言わない。

そして、正しい人だけが去っていく。

お相撲はたまに観に行っていたけど、
きっともうしばらくは行かない。

関係ないけど、タバコをやめて半年くらいが経つ。

もともと、カッコいいなと思って吸い始めたんだけど
タバコの吸い殻が道に捨ててあるのはすごく嫌いで。

俺は彼らとは違うんだ!と早々に限定販売の電子タバコに手をつけたけど

それが街中に普及した途端、
今度はそのカートリッジが道端に捨てられているのが目につくようになって、

やめた。もう吸うもんか。

自分の好きなことや好きなものに関わっている人が、みんな

マナーやモラルをしっかりと守って、

爽やかで民度があって、

利権や金に溺れていなくて、

人間的にある程度完成されていて、

そんな人ばっかりだといいのに。
そうじゃないと、好きなものも簡単に嫌いになっちゃう。

というのが、
20代最後の、僕のわがままなのかもしれない。

自分でも、こういうところが好きだったり嫌いだったりで、よく分からないけど。

丸くなるまで、もうちょっとだけ、大目に見てあげてください。笑

主役はキミだ。

昨日は日進が誇るショッピングモール、プライムツリー
ウクレ☆レビューのライヴでした。

今回は、赤池まち灯りプロジェクトの一環で行われた、音楽祭での演奏。
これは、竹あかりや三角灯篭の製作を通して、
赤池の夏に新しい文化を!というコンセプトの取り組みらしい。素敵。

僕らも、そんな文化づくりに力添えできるよう、精一杯演奏しました。

ショッピングモールでの演奏のいいところは、
ふらっと立ち寄り、聴きたいだけ聴いて、
好きなタイミングでお買い物に戻れるところだよね。笑

そんな自由な雰囲気の中、たくさんの方が
足を止めて、僕らの音に耳を傾けてくださいました。
本当にありがとうございました!

ウクレレと聞くと、ハワイアンのイメージが強いけれど、
僕らのレパートリーにハワイアンはまだ無い。笑

耳馴染みのあるポップスやオリジナルを中心に、
ウクレレの音色そのものをお楽しみいただく、新しいスタイル。

アレンジも含め、こういう形で演奏していると、
自然とオーディエンスの心も、音楽ジャンルの壁を超えて楽しみ始めることがある。

今回も、とあるJ-POPの曲を演奏した後、
どちらかというと歌謡曲とかを聞きそうな世代の奥様たちが、
初めて聴いたその曲のタイトルを一生懸命覚えようとしていた。

あぁこの方たちは、いま出会った曲を、覚えておきたいほどいいものだと思ったんだな。

そんなふうに考えたら、自分が書いた曲とかじゃないのに、めちゃくちゃ嬉しくて。笑

自己表現とかの枠を超え、歌や曲そのものが主役になって
聴き手に飛び込む瞬間を、垣間見た気がしました。

こういうことがあるから、音楽はおもしろい。

ウクレ☆レビューは、まだまだ走り出したばかり。
またどこかの街のどこかの場所で
みなさんとお会いする日を楽しみにしていますよ!

ていうかぜひ呼んでください!笑

それではまた。

2018.8.26 @プライムツリー赤池

1st stage

1. introduction
2. きかんしゃトーマスのテーマ
3. Sunday Morning
4. RAIN
5. 人生のメリーゴーランド
6. Off The Shore!
7. ながれ星

2nd stage

1. 少年時代
2. Isn’t She Lovely
3. Over The Rainbow
4. Don’t Stop Believin’
5. Off The Shore!

(photos: 日進音楽協会設立準備委員会)

音の速さと光の速さと

昨日はこれ。

Nisshin Wind Orchestraのコンサート。

ブレンブレンドでベースを弾いているりゅうたろう氏が、
コントラバスを弾いたりタクトを振ったりしているということで、
気になって行ってみた。

聞くと、今年の4月に始動した楽団だという。
練習期間を考えると、必ずしも十分時間があったとは想像し難いけれど、
演奏が始まるとそんなこと忘れてしまうくらい、一体となった音が会場中に響き渡った。
かけた時間とエネルギーが余すところなく客席に届く、
とても気持ちのいいコンサートだった。
そして、りゅうたろう氏もまた、いつもどおり、
いやいつにも増して、終始なかなかいい感じであった。笑

彼を見ていると、
クラシックもロックもポップスも、
オーケストラのコンサートも、バンドのライヴも、
ひとつの音楽として繋がっていることを強く感じる。

そういう人と、演奏ができることはとても貴重だ。

それぞれの音楽ジャンルが枝分かれしまくった今だからこそ、
音楽は、まず音楽で一枚の織物なのだということを意識できるように。
縦の線や横の線だけで物事をを考えたり、主張したりしないように。

自分も、時間とエネルギーをかけて、精進しよう。

(してなかったら、その都度言ってください。笑)

そして、そんなりゅうたろう氏と組んでいる、ウクレレとピアノのユニット、ウクレ☆レビュー

今月末、8/26(日)にライヴが決定!

場所は、日進市にあるプライムツリー赤池
念願の階段みたいな客席の前で遊んじゃうよ。笑
時間は、16:00からと17:30からの2ステージ。
ショッピングモール内で入場無料なので、
お買い物がてら是非お越しください!

それではまたー。

区内のドラッグストアやコンビニでポ◯リスエットゼリーを買い占めてごめんなさい。

土曜日。

昨年度まで勤めていた職場の運動会。

差し入れをもって、片道1時間弱の道のりを、久しぶりに辿る。
通勤してる分にはそんなに感じなかったけれど、

めっちゃ遠い。

どこもかしこも運動会をしてそうな5月の曇り空の下、
来賓という馴染みのない立場で、笑
そわそわしながらの、観覧。

僕の仕事は、一般的には子どもたちと関わる機会が少ないのだけれど、
5年間も勤めると、半分くらいの子たちについては、顔と名前が容易に一致する。

そしてそれは子どもたちにとっても同じだ。
僕自身、子どもの頃は存在すら知らなかった「先生ではない」職員という立場の自分を
それなりに覚えていて、声をかけてくれた。
こみ上げるノスタルジー。

学校の規模や、子どもの実態、
はたまた時代背景なども影響して、
学校行事の内容は目まぐるしく変化する。

特にここ数年は、組体操への安全意識の問題から、
多くの自治体で演技内容が見直されたという。

ここの運動会も、例外ではなかったけれど、
今年は集団行動の要素を上手に取り入れて、
危なくなく、かつ見応えあるモノになっていた。
先生も、そこについて行く子どもも、すごいな。
そんな感じで、保護者の方とはまた一味違った感動を覚えたのでした。

この類の仕事は、子どもの達成感だけでなく、
保護者の方や地域の方といった、
大人の達成感も満たさなきゃいけないところに、難しさがあるのだと思う。

教育とは、誰のためのものか。

本来は、社会全体でここに意識を向けるべきなのに、
大人たちが器用に匙を投げまくった結果、焦点がボケてしまったような気もする。

いかんよね。

自分には何ができるんだろう、と悩むけど、
悩み続けるのも答えなのかな。

帰り際に、卒業生に声をかけられた。
いなくなったから辞めたって思っちゃいましたよって。

なんでそうなるんだよ!次のところで頑張ってんのさ。

そう言ってしまったから、
明日からまた頑張ろう。笑