終わらせない努力

いきなりだけど、

「スターウォーズ 新たなる希望」のエンディングが最高

なのは、みんな知ってるよね。

(オタクの悪いところとは、自分が知っている情報を、
さも相手も知っているように話してしまうところである)

あの、王座の間に、ルーク達が入ってきて、
レイア姫から褒賞を受けるシーン。

セリフも、チューバッカとR2-D2がちょっと喋るだけで、
あとはオーケストラがぐわーんと盛り上がって、
そのままエンドロールにつながるのね。

このエンドロールの入りが、まさに新たなる希望!って感じで、
サントラ何度も聞いちゃうくらいホント好き!
あー、また観たくなってきた!

自重します

夏にとある研修で、
スポーツ庁長官のご講演を聞く機会に恵まれたんだけど、
そのときに彼が、

「中高生のうちにがんがん部活をやって、過度の負荷で体を痛めて、その後スポーツから離れてしまうのはもったいない。それよりも生涯スポーツを楽しめる人を増やしたい」

と、おっしゃっていたんですよ。

なんかこれ、スポーツだけの話じゃないなーと思って。

自分が高校のときに所属していた軽音部、
その名も「フォークソング部」では、
毎年9月の学校祭が、大きな節目になっていて。

特に受験を控えた3年生は、
最後の学校祭で盛大に華を咲かせて、引退していく。

その後、みんな大学生になり、社会人になり、それぞれの人生を送っていくんだけれど、
その流れに沿うように、楽器を置く人もどんどん増えていって。

毎年OBOGで集まるたびに

けっこう切なくなるんだよね。笑

これはあくまで推測なんだけど、

日本人ってライフステージの節目を、節目として意識しすぎる傾向があって、
自分の人生に一本の筋を通して、モノゴトを考えることが少ないんだと思う。

だから卒業とか、就職とかを理由にして、
まだスキルアップできるものを手放したり、
少しでも辛さのあるものからはフェードアウトしたりしたくなるんじゃないかな。

わかる、僕もそういうとこあるもの。

ただ、さっきの長官の話じゃないけど、
やっぱり今、アツさを感じているものを、
生涯楽しむのってきっと素晴らしいことだから。

人生の節目を迎えたときに、自分の気持ちの中で、
好きなことを終わらせないほんのちょっとの努力をしなくてはいけないんだろうな、と思う。

冒頭の、スターウォーズの話に戻るけど(戻すんかーい
エンドロールに入ったときのあの「また始まる」感ね、あれが大事なんですよ。
ゴタゴタ言ったけど、やっぱり観てもらった方が早い!
みんな、すぐにTSU○TAYAとかに行くか、Amaz○nとかで検索してくれ!笑

今日は土曜日!

とりあえず朝ごはん食べます。

本物は静かに語る

別に恥ずかしいことでもないし、
こんな小さな声で言うことでもないけど、

ぬか漬けにハマってる。

夏くらいから、ずっと。

使ってるのは、樽の味というお店のぬか漬けセット。

ぬか漬けって、漬けるための「ぬか床」を作るのにえらい時間がかかるんだけど、

ここのは職人さんが丹精込めてこしらえたぬか床と、容器がセットで買えるので、
心をくすぐられてポチッとしてしまった。笑

これがまぁおいしくて、
今年の夏はビールとともによく野菜を食べた気がする!
(野菜を肴にしたからビールのカロリーはもちろんゼロになる)

ちょっと突っ込んだ話をすると、
漬物ってもともとは発酵食品の仲間でして。

例えばぬか漬けは、ぬか床に含まれる乳酸菌の力で、
野菜の風味や保存性をアップさせてるのね。
市販されている漬物みたいに、調味料の味を付ける作り方とはほとんど違う。

そこになんか、ときめきがあるというか笑

なんだろう、わかりやすく例えると、
漬物界の、山下達郎みたいn(誰かわかりやすく例えて。笑

自分が原点だとか、大御所だとか、本物だとか主張しないところに、
本物の気風が漂っている、あの感じ。
そういうものが食卓に並んでいるのは、嬉しい。

でも、願わくば、食べ物だけじゃなく、
そうやって自分が「本物だ!」と思う物事や人に、
いつだって囲まれて生きていきたい。

そのためには、自分自身も本物のほにゃららに近づかなきゃないけないよなと、日々思います。

とりあえず、ぬか床を混ぜる習慣はついてきたので、
手の味的にはだんだんおいしい奴になっていくんでしょうけどね、気持ちも追いつかせなきゃ。

みなさんもぬか漬け始めてみましょう、オススメですよ!

それでは、また。

具体的な秋を

朝晩はそれほど暑さを感じなくなって、

お、もうすぐか?もうすぐ秋なのか?

と期待してしまうけれど、
日中はまだまだ暑い日が続いていますね。

秋といえば、一昨年あたりからずっと思っていたのですが、

「○○の秋」っていう表現、漠然としすぎじゃないですか?

スポーツ、芸術、食欲etc…

今年は○○の秋だがやー、と今まで散々耳にしてきましたが、
もう平成も終わりますし、これらがもう少し具体的であってもいいと思うのです。

例えば、

セパタクローの秋、とか。

焼肉のタレ(辛口)の秋とか。

ちなみに僕はほぼ毎日、鍋料理の秋で、新鮮な魚介類と地酒の秋で、屋外バーベキューで乾杯の秋ですね。いつでも誘ってください。

まぁこのような感じで、

紅葉の季節に、山の木々がさまざまな彩りを見せるように、
僕らの秋も、より色鮮やかに表されるべきではないでしょうか。
というのが、今日の主題です。

それに倣って、芸術の秋も、具体的にしてみましょう。

今年は、ブレンブレンドの秋、

そう、ブレンブレンドの秋です。

今週末、毎年恒例の主催イベント、「キマメリズム」が開催予定です。

年に一度のポッピングナイトなので、
僕たちも、リハ中にこんな動画撮っちゃうくらい楽しみにしています。

チケット、まだ取り置きもできるので、
お越しになる方はぜひご一報ください。

たくさんのご来場、お待ちしてます!

鶴を折る、ということ

千羽鶴」という歌を知ったのは2年ほど前のこと。

僕自身、長崎には訪れたことはないけれど
初めて聞いたとき、詞や曲がとても心に染みて、
だけど同時に、理由の分からない引っかかりを感じた。

それから月日が経ち、
先日、初めて広島へ。

平和記念公園に飾られた、幾多の千羽鶴を拝見して、
ようやく、その引っかかりの謎が解けた。

要は

僕らは鶴を折り、平和を祈ることしかできないのか。

ということだ。

世の中には、人並み外れた技能を持っていたり
地位や名誉、財力のあったりする人が、
案外たくさんいるように思う。

その人たちが、本当に心の底から平和を願うのであれば、
自らのもっているものを総動員して、
鶴を折る行為よりもより意味を感じさせる行動をとるはずだ。

でも、きっと、
僕があの公園で見た鶴の中には、
そうした行動ができるはずの人の「思い」だけが、
鶴を折ったことで昇華されているという実態もあるのではないか。

もしそうだとしたら、これは何とも、もったいない。

加えて今日、SNSでも多く見た「日々の平和に感謝し、これが続くように祈ろう」というフレーズ。

素敵だけれど、書いた人の多くは、そこで平和への思いを完結させてしまっている。

そうではなくて、

近代史を多角的に学び、自分の意見をもち、
争いに至る人の心の動きを深く分析し、
そばにいる人との関係を見つめ直す。

エビデンス無しに何でも批判したがるクラスタはさておき、
この国の人なら、ちょっと考えればこれくらいのことはできるんじゃないだろうか。

冒頭の「千羽鶴」の詞では、これでもかというくらい「鶴を折る」のだけれど、
その言葉を額面通り受け取るのではなく
どういう意味が込められているのかじっくり考えていくことが
僕らの世代の宿題なのかもしれない。

平成最後の夏だから

そんなことを言って、何かしようとしても、
中途半端になることは目に見えている。

本当に大切なのは、最後だからという理由に縛られることなく、
日々訪れる「夏」を確実に掴んで心に焼き付けることだ。

幸いなことに僕らの世代は、子どもの頃から

夏休みはやっぱり短い

とか、

夏休みは計画立てよう

などと言った

大事なフレーズを大江千里に叩き込まれている。

夏の儚さを、インプリンティングされた僕らにとって、
平成最後の夏、という謳い文句はまさに笑止千万だ。

危機感を煽るようなフレーズに踊らされて、
さして必要性のない経済活動に加担する大人たちを、
僕らは彼らが考える以上に、冷静に見ている。

本当は、この話にもう少し突っ込んで、

①個々人に内在する価値感が現実とリンクする、「一億総競り社会」の到来

②健康や福祉に絡んだ情報商材を扱う人たちが、SNSで「儲けたいのでお金ください」と素直に言わないことに対するじれったさ

と結びつけて熱く考える予定だったんですが、

お腹すいたからやめる。

いま、

めっちゃ

カルボナーラ食べたい。

石を投げられない人たちの唄

何の授業だったっけな。
「電車に、優先席は必要か?」というテーマで
子どもの頃、議論したことがあった。

でもそのとき、

そもそも、誰かが立って乗ることを前提に作られた交通機関って、おかしくないのだろうか。

と思って、
その疑問は、今も疑問のままだったりする。

ので、
勝手にそれを「優先席課題」と名付けた。今。笑

この暑さで、
日本全国大変なことになっていて、

でも暑すぎて、みんなの頭の中が
この優先席課題みたいになってやしないだろうか。なんて。

本当に悲しいことに、幼い子どもまで命を落とすこととなってしまったけど、
その原因って、本当に学校の危機管理体制だけの問題なのだろうか。

そもそも、学校にエアコンがつかないのはなぜ?
この暑さ、きっと教職員も子どもも、つけたくてしょうがないでしょう。

つけることを良しとしなかったのは、なぜ?
誰が、それを、どこで決めたの?
そんな大事なことを決める人を、選んだのは誰?

ここまで考えると、
誰もが誰かを叩くことをしたくなくなる。

教育の諸問題は、
突き詰めていくとたいてい教育の世界を飛び出し、
僕たちに疑問を呈する形で帰ってくる。

無論、飛び出させたくない人たちもいるだろうし、
自分とは直接関係がないと、思いたい人もいるのだろう。

だけど、もうちょっとその辺、
突き詰めて考える人が増えたら、
世の中もう少し豊かになると思うんですよね。

今からリハです。
現場からは以上です。

夏がゆく

アウトプットに飽きたり疲れたりしたときに、
無理にアウトプットをしなくても良いと言うのが、
今の戦い方の好きなところで。

この1ヶ月は、インプットしまくり月間。

こうやって書くと、たくさん本を読んだのかなとか、
多くの著名人と会合を重ねたのかなとか
想像していただけると思うんですけど、

実際は、
YouTubeを始めとする動画サイトに耽っていただけです笑

(投稿後、「映像コンテンツの研究」という、
ハイパー言い訳フレーズを思いつくが、ときすでにお寿司)

ただ、特撮のカメラワークとか、
TED特有の冒頭のつかみとか、
YouTuberっぽいテロップの出し方とか、
それなりに、学んだことは多かったですね。

おかげさまで、またブログも書きたくなり、楽器も弾きたくなった。

なんだろう、このアウトプット欲。
みんなとワイワイ喋りたいし、ビアガーデンにも行きたい。

というか、ビアガーデンに行きたい。

シーズンインザサンが訪れて3回くらい行ってるけど、ビアガーデンに行k
そんな気持ちを凝縮させて、来週末はブレンブレンドのライヴです!

新曲をたっぷりブレンドしてお届けします。

共演の方も実力者ぞろい。
たぶん我々はコーヒー飲んでる場合ではない。笑

今日もこれからリハです。がんばろう。

区内のドラッグストアやコンビニでポ◯リスエットゼリーを買い占めてごめんなさい。

土曜日。

昨年度まで勤めていた職場の運動会。

差し入れをもって、片道1時間弱の道のりを、久しぶりに辿る。
通勤してる分にはそんなに感じなかったけれど、

めっちゃ遠い。

どこもかしこも運動会をしてそうな5月の曇り空の下、
来賓という馴染みのない立場で、笑
そわそわしながらの、観覧。

僕の仕事は、一般的には子どもたちと関わる機会が少ないのだけれど、
5年間も勤めると、半分くらいの子たちについては、顔と名前が容易に一致する。

そしてそれは子どもたちにとっても同じだ。
僕自身、子どもの頃は存在すら知らなかった「先生ではない」職員という立場の自分を
それなりに覚えていて、声をかけてくれた。
こみ上げるノスタルジー。

学校の規模や、子どもの実態、
はたまた時代背景なども影響して、
学校行事の内容は目まぐるしく変化する。

特にここ数年は、組体操への安全意識の問題から、
多くの自治体で演技内容が見直されたという。

ここの運動会も、例外ではなかったけれど、
今年は集団行動の要素を上手に取り入れて、
危なくなく、かつ見応えあるモノになっていた。
先生も、そこについて行く子どもも、すごいな。
そんな感じで、保護者の方とはまた一味違った感動を覚えたのでした。

この類の仕事は、子どもの達成感だけでなく、
保護者の方や地域の方といった、
大人の達成感も満たさなきゃいけないところに、難しさがあるのだと思う。

教育とは、誰のためのものか。

本来は、社会全体でここに意識を向けるべきなのに、
大人たちが器用に匙を投げまくった結果、焦点がボケてしまったような気もする。

いかんよね。

自分には何ができるんだろう、と悩むけど、
悩み続けるのも答えなのかな。

帰り際に、卒業生に声をかけられた。
いなくなったから辞めたって思っちゃいましたよって。

なんでそうなるんだよ!次のところで頑張ってんのさ。

そう言ってしまったから、
明日からまた頑張ろう。笑

準備とは

仕事でも、プライベートでも、

自分はこんなに準備したのに!

と思うことが、昔は多かった。

自分の準備を下回るクオリティで満足している人に遭遇すると、
そこにかけたエネルギーや時間に、意味がなくなってしまう気がしたから。

でも、準備をすることで積み上げたものは、
必ず自分自身の中で、経験やスキルとして形になって残っている。
それを知ってから、他人を責める気持ちは減ったように思う。

むしろ、準備をすることで、
一歩や二歩、進んだ位置からスタートできるから、
余裕が生まれて、物事のひとつひとつを、より楽しめるようになったかも。

さて、春も間近。
春の準備って、何をしておくべきなんだろう。
歓送迎会のスケジューリング?それはもう完璧。あとは楽しむだけ。

僕がオトナになった理由

リハの準備をしていたら、こんなものが。

およそ6年前に作った、オトナバンド☆のフライヤー。
(フライヤーって聞くとたいていの方は
揚げ物調理器を連想しますよね。違うんですこれ。
チラシなんです。)

あの頃、

僕はまだ22才で、

天パでした。(今もです

そのときと比べると、だいぶオトナになった気がするんです。
というのも、このチラシを見て、少しだけ「恥ずかしい」気持ちになったから。
もうちょっとかっこいいプロフィール書けるやろ〜とか
カメラを意識しすぎず写れるだろ〜とか。

こう感じるのはきっと、今の自分の視点がもう少し高い位置に居て、
過去の自分を見下ろしているからなんですよね。

見た目もそう。

演奏もそう。

昔の自分の方が誇らしく思えたら、
それは成長が止まりかけてるサインなのかも。

 

 

 

 

バンドも、結成から7年の月日が経ち
見た目はそんなに変わっていないけれど、
様々な社会的経験や音楽的経験を積んで、
いま、いい音が出ているときだと思います。

今週末のライヴで、7年続いたメモリーレーンでのライヴは一区切り。
オトナバンド☆は、新たなステージを目指します!
かっこよく言うと、門出ライヴだ。みなさん、ぜひお越しくださいね!

『オトナバンド☆定例ライヴ』
日時:3/17(Sat)20:30〜
場所:Memory Lane
(名古屋市中区錦3-15-10 タワービル7F)
チャージ:¥1,000
出演:オトナバンド☆