社会性を愉しむ

土曜日。
ブレンブレンドで、今年初のライブでした。

いま、名古屋で勢いのあるポップスユニット、
そらいろプラネットさんのワンマンライブに、
OAとして呼んでいただきました。
何たる光栄。

たくさん笑っていただいたり、手拍子で盛り上がったり、
暖かいお客さんに囲まれ、気持ちよく演奏することができました。
本当にありがとうございました。

楽屋にて。

イベントにゲストでいらっしゃっていた猫ひろしさんとパシャリ。
パシャリ?違うね、ニャー!だね。

こういうときに、営業用の顔なんて一切チラつかせずに、
飾り気のない笑顔を見せられる、
ブレンブレンドのみんなが好き。笑

この後はレコーディングに集中するため、
次回ライヴは現在未定ですが、
もっともっとたくさんの人に、
このバンドの良さを伝えられるといいなと思います。

僕は、バンドではキーボードを弾いているのですが、
鍵盤楽器の人って、基本1人で(音楽的に)なんでもできちゃうタイプが多く、
それゆえにバンドで活動している人がそれほど多くないと思うんです。

きっと、
バンドといっても、広く括れば人間関係の一カテゴリなので、
人が集まれば集まるほど意思決定のプロセスは複雑化するし、
そんなんめんどくさいから1人のほうがいいやー、みたいな思考回路が働くんだろうな、と思います。

でも、最近感じるのは、
この「めんどくさい」は人がたくさん集まっているから生じるものではなく、
組織に属している一人一人の人間性の高さに反比例して発生するものなのかな、と。

きちんと他人の言葉を受け止め、
きちんと自分のエゴをメタ認知する。

そういったことが出来る人間同士の集まりは、
長く続くし、そこに人間のもつ社会性を愉しむ余裕が生まれる。

たぶんブレンブレンドにも、その余裕があるから、続いている。
そゆことなのかな、と。
(それっぽく宣っているだけで、
筆者もちょっと何言ってるのか分からない状態です。)

こんなことを考えていたら、
中学生の頃、初めて友達とバンドを組んだときに、
父からもらったメールのことを思い出した。

"バンドは人間関係だ。どれだけ演奏が上手くても、人間関係がダメになって解散してしまうバンドがこれまでたくさんあった。これから大人になって、最高のバンドを組んでくれることをお父さんは祈っている。"

父さん、アツいぜ。
でも、どの立場で言ってんねん。笑
まぁ、頑張ろう。

1/19@Heartland

1. Greeting Cup
2. パーリナイ!
3. ベストフューチャー
4. But, you can fly
5. かげろうの向こう側
6. 魔法のカード 〜E.T.C.〜
7. ブレンブレンドのテーマ

重ね重ねになりますが、
お招きいただいたそらいろプラネットさん
会場のハートランドのスタッフの皆様
そして猫ひろしさん

本当に素敵な夜を、ありがとうございました。

さて、次回の中吉小吉は、

ビバ振替休日!〜月曜休みをいかにすごすか〜

です。お楽しみに!
(ていうか自分が楽しみだよ。。)

踏めない背中

仕事が始まって、年明け特有の忙しさがふっと落ち着くと、
だいたい決まってあんじろうさんのことを思い出す。

あんじろうさん。

説明しよう、あんじろうさんとは、
僕が高校のときから足繁く通っていた個人スタジオのオーナーである。

ちなみに、あんじろうさんという名は本名ではない。

でも、みんながそう呼ぶし、
スタジオの名前まで「あんじろうず」だったもんだから、
あんじろうさんはどこまでいってもあんじろうさんなのであった。

僕は高校への入学と同時に、フォークソング部に加入し、
このスタジオに入り浸ることになる。

あんじろうさんはときどきミーティングルームに登場し、
音楽の薀蓄を余すところなく僕らに吹き込んでいった。

薀蓄だけではなく、幾多の音源も。
まだitunesも駆け出しだったから、その頃はCDという媒体で。
いったい何枚焼いてもらったことか。笑

時が過ぎ、大学生になってからも、
僕はスタジオあんじろうずに通い詰めた。

大学の音楽サークルには、スティーリー・ダンやリトル・フィートやダニー・ハサウェイの話が通じる人がなかなかいなかったからだ。
結局僕はあんじろうさんと音楽の話を突き詰める日々を繰り返した。

そして、一緒にバンドを組んだりもした。

当時の僕のキーボードスキルは、今と比べるとおっぺけぺーなものだったけれど、
彼のご縁にあやかって、ラジオで曲を流してもらったり、大きなライヴハウスに出させてもらったりして、
普通の大学生では味わえないような贅沢音楽ライフを謳歌することができた。

また、彼の音響やイベントの仕事にお手伝いとしてついていくこともあった。
音楽は、誰かの人生と結びついて、よりその価値を高めるのだということを肌で感じたり、
現地で美味いものをいただくという社会勉強もさせていただいた。

そしていつの間にか、僕は社会人になる。

就職してからも、まるで里帰りのように、
年末年始とお盆はスタジオに顔を出す習慣がついていた。

その頃になると、あんじろうさんも以前ほど活発ではなくなっていたけれど、
訪ねる度に、本宅の方に招いてくれて、やっぱり音楽の話。

十年来の付き合いになっても、髪型と体型以外は全然変わるそぶりを見せなかった。

だから、二年前の年明け、突然の訃報が入ったときも、
また音楽の話をするようなつもりで、僕はあんじろうずへ駆けつけたのだ。

でも、彼は静かに眠っていて、そのまま口を開くことはなかった。

あんなにおしゃべりだったのに。

でも、泣いたり悲しんだりする余裕はなかった。
彼を弔う、というか送り出すための、演奏の役を仰せつかったからだ。
最後の最後まで、こういうとこ、ホントあんじろうさんだよなぁと思いながら、
目の前の曲を、ひとつひとつ、全力で弾ききった。

本当はそのときに、たくさん伝えたかったことがあったけれど、
演奏に集中していて、それどころではなかった。
でも、きっとあんじろうさんも、そんな僕を分かってくれただろう。

気がついたら、お葬式は終わっていて、
ぼーっとした気持ちで、家に帰ったのを覚えている。

あんじろうさんの、それはそれはたくさんの言葉の中で、特に印象に残っているのは、

俺を踏み台にして、越えていけ

というフレーズ。

音楽における師弟関係は、師に対する弟子の忖度を生みやすく、
それが音楽(特にポピュラーミュージック)文化の価値向上を阻んでいる、というのが僕の意見だが、
あんじろうさんの言動には、誰かを束縛したり、可能性を狭めたりするようなものは一切感じられなかった。

なんというか、伸びていこうとする苗に、ひたすら水をやり続け、
それを楽しんでいるようなイメージだ。

その姿にどれだけ救われただろう、
そしてどれだけ、音楽を一緒に楽しんでもらえただろう。

そんなあんじろうさんを、踏み台になんてできるわけなかった。

あれから2年が経ち、僕は今も音楽活動を続けている。
彼に教えてもらったブルースは少しだけ上手くなったし、
大好きなバンドも軌道に乗り始めた。
結婚もしたし、仕事だって辞めずに続けている。

過去のことを振り返って悔やんだり嘆いたりするのは自分のスタンスに反するけれど、
この土日くらいはゆっくりじっくり昔のことを思い出して、
感謝の気持ちを、呼び起こしたいと思う。

本当に、ありがとう、あんじろうさん。

僕は僕の、答えを見つけます。

「やり残したこと」から「やりたいこと」へ

あけましておめでとうございます。

とりあえずクリスマスの話なんだけど、

サンタクロースがスイッチを持ってきてくれました。笑
またお時間がありましたら、
コントローラー持参で上村家に遊びに来てください。

さて、2019年になりました。

毎年、年末は「やり残したことリスト」を作り
お酒のアテにしていた僕ですが、
いろいろと考え方が変わり、
「やり残したこと」がほとんどなくなりました。

というか、

やり残す、というのは、中途半端な人のすることだと、
過去の自分を恥ずかしく思うようにすらなりました。

そんなことを考えながらガスレンジの掃除をしていたら、
いつのまにか年も明けてしまったので、
早速ですが、やりたいことをここで共有して、
年始のお酒のアテにしたいと思います。

①仕事で「え?こっち?」的な方向に抜きん出る。

これはもちろんやるべきことはやった上での話です。笑
普段の自分は、給与とか経理とかを中心に、
この国の教育活動を支える仕事をしているのですが、
今年はそれにプラスして、自分にしかできない形で、
貢献できることを探したいと思っています。

とりあえず、既にいくつかお話をいただいているので
ピアノを熱心に練習しています。

②バンド活動を洗練させる

ブレンブレンドというバンドをやっています。

現在絶賛レコーディング中です。
クアイフやMisia、アンダーグラフも手がけた最強のスタッフにお手伝いいただき、
最高のミニアルバムを作っています。

先行のシングルもリリースしたので、良かったらお聴きくださいね。

新年最初のライヴは、1/19(土)

そらいろプラネットという
名古屋気鋭のポップユニットのオープニングアクトです。
オープニングアクトだけど、たっぷりステージの時間をいただきましたので、ぜひ!

ちなみに、イベントのゲストに、猫ひろしが出ます。笑
僕だったら絶対行っちゃう、猫ひろしを見に。

とりあえず、新曲もたくさん演奏するので、
ピアノを熱心に練習しています。

③家庭のことを考える

気がつくと、リハだのなんだので、
家庭を顧みない夫になってしまいがちなので、
今年はきちんとその辺、考えるようにします。

大事なもの、守りたいものがあるということは、
全てにおいて力の源になることを、やっと理解できてきたから、ね。

とりあえず、家では時間を決めて、
ピアノを熱心に練習しています。

いずれにしても、
身の回りの物事を追いかける姿勢を忘れない一年にしたいですね。

追いかけられるよりも、追いかける。これすごく大事。

干支が猪だから、今年めっちゃ早そうだけど。笑

みなさん、今年もかみゆと、このブログと、その他諸々、よろしくお願いしますね。

次回の中吉小吉は、
年始になると思い出す、あんじろうさんの話です。

いま、ここの、幸せ

みんなの思ってること、言うよ。

急に寒くなりすぎ。

せめてワンクッションほしかったですよね、
心の準備、したかったですよね〜
みなさん体調崩してないですか?
暖かくして、ブログ読んでくださいね。

さて今日は、特に需要はないんですが、
僕がこの世で一番好きなクリスマスソングについて話をさせてください。笑

タイトルは、Tennessee Christmas(テネシー・クリスマス)

一番有名なのはこの人のバージョンかしら。

メロディーもさることながら、歌詞が素晴らしい。
簡潔にまとめると、

コロラドでは屋根にたくさん雪が積もっていたり、
LA
では逆に暖かい休日になっていたり、
それぞれ羨ましくも思うけれど、
でも私は、ここテネシーで過ごす優しいクリスマスが
私にとってかけがえのないもの

みたいな内容。

なんかもう、この考え方自体が、自分の中でバシッとはまるんですよね。

日本では、クリスマスと言えば、
テンプレートのように、誰かと華やかに過ごすのが良し、みたいなイメージあるけど、

結局それは、他者(というか、そこでお金を稼ぎたい方々)に作られた幸せでもあり、
それが全てみんなの幸せであるとは限らない。

自分の心の中にある、本当の幸せを見つめられる人にとっては、
クリスマスそのものがめでたく感じたり、どんな境遇でも楽しめちゃったりするわけです。

かくいう僕も、一人で教会に行き、帰りにインドカレーを食べて帰ったクリスマスが過去にありました。
メリークリスマスならぬカレークリスマスでした。あれめっちゃ幸せな夜だったな。笑)

そしてきっと、これはクリスマスに限った話ではないですね。
進学、就職、結婚、出産、、、
正解どおりのライフステージを進めれば、
誰もが幸せになれるみたいな風潮は未だにあって、
それゆえたくさんの人が悩んでいるんだろうなと思う。

本当の幸せは、いま、ここで自分の心が感じるものが、
新鮮で最高の味わいに決まっているのに、
どうしてそこに満足がいかなかったり、自信が持てなかったりするんだろう。グルメかよ。

この曲を聴くと、そんな疑問が思い浮かんで、
あー考えさせられるなぁって、
あの日のカレーの味思い出すなぁって、
ちょっと泣く。笑

いや、深みのある素晴らしい歌です。
皆さんぜひ聴いてみてくださいね。

さて、今日は南大高のオステリア・ラ・ロンディネでウクレ☆レビューのライヴです。

ちょっと早いけど、今年はこれでライヴ納め!
精一杯演奏してきます。

年内最後のライヴがイタリアンレストランだなんて、おしゃすぎる。。。
おしゃな立ち振る舞い心がけよう。。。

さて、次回の中吉小吉は、

今年も発表!第29回、今年やり残したこと選手権

です。お楽しみに〜。

【速報】ブログ、1周年とちょっと

インタビュアー(以下「イ」):かみゆさん、おはようございます。早朝からすみませんが、今日はよろしくお願いします。

かみゆ(以下「か」):いやホントに、早朝すぎですから。ホントに(むにゃむにゃ)。

イ:ブログが開設から1周年を迎えたということで。本当におめでとうございます。今の率直なお気持ちはいかがですか?

か:眠いです。

イ:率直すぎます。もう少し誌面を考慮してください。

か:いやもう、続くということは素晴らしいことだと思います。これもひとえに、みなさんと自分の根気が成し得た技というか。書き続ける根気と読み続ける根気の頂上決戦といった感じですね。

イ:…ありがとうございます。たしか、1年前は100万PVを目指すと張り切っておられました。読者の方はどのくらい増えたのでしょうか?

か:爆発的に、というわけではないのですが、おかげさまで少しずつ認知されてきているみたいですね。この間の結婚式の記事も、相当反響がありましたし。

イ:いやそれ、私も読ませていただきましたけど、すごく良かったです。
来月で結婚して2年になると伺いましたが、この2年間、いかがでしたか。

か:とにかく早く時間が過ぎたな、という感じですね。こんな感じで気がついたら100年くらい経ってしまいそうな気がして、心配です。

イ:そうですか。たぶんその心配はご無用だと思いますよ。今年はお仕事も音楽活動のほうも活発だったかと思いますが、家庭とはどう両立させていたのでしょうか。

か:結論から言うと、両立はできていないと思います(笑)。

イ:(笑)奥さんは寛大ですね。

か:そうですね、仏ですよ。だからこそ今後は、仕事も音楽活動も、より結果にこだわらなきゃいけないな、と思いますね。

イ:ほう、結果ですか。

か:はい。特に今までは、仕事で納得できる成果を出したとか、ライヴやリハのたびに自分の技術が向上したとか、そう言う絶対評価的な結果で満足していた部分があったのですが、もっと、他人にも分かるような結果を、求めていく必要があるように感じます。そうでないと、家族の目には、世間一般のただ家に帰らない夫と何ら変わりなく映ってしまうでしょうから。もっと崇高なものを目指して、やっているんだと言うことが伝わると、支えてくれている人の気持ちも楽になると思うんです。

イ:たしかに、そうかもしれませんね。

か:ま、そのほうが僕自身も、自己肯定感を保てるというところもあるんですけどね(笑)

イ:なるほど。音楽活動の面では、具体的には今後どんな取り組みをしていくのですか?

か:そうですね。とりあえず自分の関わっているバンドやユニットについては、意思決定の効率化を図りたいですね。時間をかけてメンバーの意思統一をしていくことも大切ですが、自分もそんなに時間がないことに気がついたので、物事を決めるスピードをもっと上げたいな、と。
あと、これまでは「このバンド(組織)に対して何ができるか」と、「このバンド(組織)から何を得られるか」をある程度天秤にかけていたのですが、これからは後者重視でいけたらいいなと考えています。少しばかり貪欲になろう、という感じですね。

イ:そうですか。(それは今後のご活躍が期待できそうですね。)こいつなかなかめんどくさい奴になってきたな…

か:すみません、心の声と実際の声が逆になっています。

イ:あ、すみません。ついうっかり。ところで、年内のライヴのご予定はどのような感じですか?

か:年内はあと3本ですね。ちょうどフライヤーを持ってきていますので。

こんな感じですね。
あとは、忘年会が4本ほど入っています。

イ:聞いてもいない情報までありがとうございます。こりゃ年内ドタバタですね。

か:でも、今年はあえて12月の後半をがっつりプライベートの予定で固めたんですよ。年末年始はゆっくり、家族や友人との時間を大切に過ごしたいですね。

イ:そういう気持ちを持つことがまず大切ですよね。ぜひごゆっくりなさってください。ブログの方の更新も期待しています。

か:あ、あと今日一番お伝えしたかったんですが、ブレンブレンドが12月10日に新しくシングルをリr

イ:すみません、今日はお時間が来てしまったので、その話また今度でもいいですか?

か:分かりました…

イ:今日はありがとうございました。

か:ありがとうございました…

次回の中吉小吉は、

新企画!誰も知らない名曲集 〜「テネシー・クリスマス」で紐解く正しいクリスマスの過ごし方

お楽しみに!

あえて師走を追いかける

香嵐渓に行ってきました。

学生の頃、

「植物が紅葉する理由は、まだ明確には分かっていない」

と先生に言われて衝撃を受けたけれど、
もうそろそろその謎は解けたのかな〜。

それにしても綺麗ですよね〜。

子どもの頃「紅葉狩り」という言葉だけから、
もみじを食べまくるイベントだと勘違いしていたのは僕だけではないはず。

よく考えたら不思議ですよね、春はお花見なのに、秋は紅葉狩りって。
なんか冬に向けてアグレッシブになってない?笑

まぁ、亜種として、紅葉見に行こうようってのがありますが、
あれはまぁ、亜種ですよね。笑

さて、今週末はライヴが2本!
まずは11/24の土曜日、今池のimagoにて。

この日のために結成されたバンド「OTBB」のライヴです。
アカデミックなホーンセクションに、かゆいところに手が届くブレンブレンドの楽器陣を交えて、
耳馴染みの曲を、ジャズ風にアレンジしたりして、お届けします。

imagoのホームページ、ご覧になった方はお分かりかと思いますが、

ごはんがめちゃめちゃ美味しそう

なので、
演奏そっちのけで、食べたり飲んだりしに来ていただくのもありかと思います。笑
時間は、18時オープン、19時30分スタートです。

そして、日曜日。
久屋大通のフラリエにて、Sasarie Kamiyuのコンサート。

小牧市にあるTea house Simaとコラボして、
音楽も聴けて、美味しいお茶も飲める素敵ななイベントを開催します。
トークも交えながら、ゆっくりと流れる時間をお楽しみいただけると思います。

どちらのライヴも、興味やお時間のある方はぜひ!
お問い合わせもお気軽にどうぞ。

さて、次回の中吉小吉のテーマは
「ブログ開設より1年あれこれ」
久しぶりにインタビュアーのいる回です。
お楽しみに。

a Day with the Sky

去年の11月に結婚式をしてから、一昨日でちょうど一年。

振り返るのにちょうどいいくらいの時間が過ぎたので、
特にひねりもなく、振り返ってみることにしました。笑
心優しい方はぜひお付き合いください。

遡ること2年前、

僕たち夫婦は結婚式のおよそ一年前くらいに入籍をして、
時間をかけて式の準備をしていくことに。

そうすると、たいていは「こんな式場がいい」とか、
「こんなドレスが着たい」とかから始まるんだけど。
2人がまず考えたのは、

そもそも、結婚式って何のためにするんだろう?

というコンセプトの部分。笑

素敵な式場やウェディングドレスはもちろん大切だけれど、
式そのものが、新郎新婦の自尊心のためにあるようでは何か違う。

お世話になった人、なっている人達に、
「おかげさまで結婚というスタートに辿り着きました」という感謝の気持ちを
あの手この手で表現する場こそ、結婚式なのではないか。

少し時間をかけて話し合って、そんなところに落ち着いた。

そこからはホント一瞬。

月日の流れの速いこと速いこと。
とりあえず勢いのまま式場を探し、衣装を探し…
情報収集に勤しむ毎日。
定番だから、という理由ではなく、
自分がゲストだったら、こんなのが面白い!という視点で、企画に試行錯誤する日々が続いた。

奇しくも2人はこだわりの人である。

妻はこだわりのグッズを作りまくり、

夫はこだわりのオープニングムービーをiPhoneで撮影し、業者っぽく編集した。

さらに、かみゆ家はこだわりの家系であるため、

こだわりの弟にはウェルカムボードを依頼した。

式場で打ち合わせするたびにアイデアは飽和し、
プランナーさんも驚く異例のペースでプランを立て、笑
残った時間に、気持ちを込めた。

式のタイトルは、「a Day with the Sky」
空がどこまでも続いているように、人の関係も果てしなく繋がっているということ。
そのつながりの中で生きてきた2人が、新たなつながりを作る瞬間を
お世話になった方々に見届けていただくこと。

大空を見上げたとき、ふと綺麗だと思うように、
人と人とのつながりとは素敵なものだとみんなに感じてもらえるような、
そんな結婚式を目指して。

そして、当日。

詳細はご想像にお任せしますが、
それはもう、いい式でした。自称だけど。笑

きっと最初に描いたコンセプトは間違っていなかっただろうし、
僕らのおもてなしの気持ちが、ゲストの方にもしっかり伝わった気がして本当に嬉しかった。

感謝を表現する式のつもりが、また感謝したくなってしまうくらい、みなさんの祝福は温かく、

秋晴れの空の下、みんなで気持ちのいい時間を過ごしましたとさ。

まだやったことはないけれど、
横浜アリーナでライヴをした後の達成感と疲労感ってこんな感じかも、って思った。
まだやったことはないけれどね。笑

妻は今でも、ときおり式の写真や動画を見てはニヤニヤしていたりする。
見ていて嬉しくもあるけれど、

個人的には、今後それを越えるイベントを提供することこそ、夫の責務だと勝手に思っている。笑

いや、やってみせるよ、
これまでだってそう言ってやってきたもの。

これからも、こんな上村家を温かく見守っていただけたら幸いです。
よろしくお願いしますね。

仮装通貨

それこそ、ハロウィンだから、というだけの理由で
おちゃらけた格好した諭吉さんとか、
ホラーっぽい宇治平等院鳳凰堂とかのデザインの
お金が流通したらおもしろいのにね〜
うわ!これハロウィン仕様だ!みたいな
(↑まゆげコアラ見つけたテンションで。笑)

そんなハロウィンも騒がしく終わり、
気がつけば11月。
明日は、、、ぶ

文化のブレンブレンドのライヴです!

日進市にある、旧市川家住宅でフリーライヴ。
つまり、無料で楽しめちゃうやつ!
うーんまさに、文化的。

メンバーも張り切っています。

※スタジオ退室10分前の強いフラッシュにご注意ください。

それにしても、急に寒くなりましたね。
お越しになる方は、暖かくしていらしてくださいね〜。

想像してごらん

ほんのりトーストした食パンに、バターを一切れ。すーっと溶けて、黄金色に輝いた表面から立ち上る、小麦とミルクのふくよかな香り。朝一番の大きな口でそれを頬張って、

はい出たー、いまこれ読んでた人よだれ出たー。
(珍しく仕事で疲れています。そっとしておいてください)

昔は、バターがパンの上でなかなか溶けずにいると、
時間が無駄に過ぎているようで、ソワソワしていましたが、

溶けないバターを、バターナイフで上手に塗り伸ばすのが、
最近ようやく楽しくなってきました。

特に深い意味はないけれど。

って書くと

意味ありげに見えちゃうから日本語って難しいですよね。笑

明日はブルースのライヴです。

えっと、すごい内緒の話するんだけど、

僕ステージにずっといます。笑(小声

2つのバンドどちらとも、鍵盤は僕なので、
違いをお楽しみいただけるかと思います。
たぶん顔とかは一緒です。ごめんなさい。

場所は久しぶりのアランプーサン。
ここに行くと、マスターが僕を

ほっぺ君

と呼んでくることで個人的に有名です。
そんな僕も、もう29歳。

立派なほっぺおじさんです。

どちらのバンドも、見応えあり!ですので
お時間のある方はぜひお越しくださいね。

外の方が涼しい世界

まだ週の終わりも来ていないというのに、

30代が楽しみで仕方がない。

いやその、いま、29歳なんですが、
周りの30代の諸先輩方が、楽しそうすぎて。

でもきっと、気をつけなきゃいけないこともある。

とりわけ注意したいのが、
歳をとればとるほど、自分よりも下の世代に物申したくなる、
あの謎の現象。笑

僕も最近、あの感覚に苛まされるようになりました。
しかも無意識だから余計に怖い。笑

でも、よくよく考えてみれば、
人類は、その誕生の時から、
経験を語り継ぎ、知恵を伝え、生きてきたでしょうから。

あっちの木の実は甘いぞ、とか、
この先の崖は危ない、とか、

長く生きてきた人が、まだ何も知らない世代に教え説くことで、
種を繋いできたに違いありません。

ただ今日では、検索すれば知識も経験も、ある程度文字になって学ぶことができるから、
義務教育を終えたあたりで、
何となく昔の40代くらいまで生きたのと同じくらいの人間性は担保されるのかもしれない。
(この辺の学説あったら誰か教えてください。笑)

そこのところはっきりと分かって、
上の世代には寛容に、下の世代には謙虚に、
清々しく30代以降を過ごしたいものですね。

。、

さて、
今週の日曜日は
ウクレレとピアノのお気楽ユニット
ウクレ☆レビューのライヴです。

愛知県は日進市の愛知牧場で、
あいぼくフラカーニバルにゲスト出演!

いや、これは本当に嬉しい。
バンドマンなら誰もが憧れる、牧場でのライヴ。

楽しみすぎて、告知動画作りました。笑

ちなみに、僕たちの出演は13:10頃から。
駐車場代が500円、入場は無料!

動物たちとふれあったり、アクティビティを楽しんだり、

ライヴ以外の楽しみも盛りだくさんなので、
みなさんぜひ遊びにきてくださいね!

僕もきっと終始アイスクリーム食べてると思います。