この一週間で、
浅尾、荒木、岩瀬、3人も!引退だなんて!
と打ちひしがれたのは僕だけではないはず(泣)
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そんな引退にまつわる話ということで、
野球とは何の関係もないテーマで一席お付き合いください。
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先日、ある若いアーティストが引退を発表して、ネット上でも話題になりました。
その後、引退に関する彼の発言を機に、SNSが大荒れに…!
いわゆる炎上というやつです。
その燃え盛る炎の中、彼が
アーティストにも客選ぶ権利があるんだよ!!!
と宣ったもんだから、火の勢いはさらにまして、消火活動が困難に…
とまぁ、こういう話なんですけれど。
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この「アーティストの持っている客を選ぶ権利」について
いやこれ、あって然るべきだよねー!
というのが、僕の見解なのであります。
正確には、権利というか、狙い、でしょうか。
こういう年齢層、性別、収入の人に好かれる音楽を、と
細かく狙いを定めることは何ら間違いじゃないと思うのです。
彼はその狙いと、自分自身に付いてきた人たちの層が合ってないと主張し、
悲しいかな意図せず付いてきてしまった望まないクラスタの人たちのデモを喰らってる、というところなのでしょう。
彼の発言に対する、その方々の反応は冷ややかで
やれファンに謝れとか、トップアーティストはそんなこと言わないとか
いわゆるモグラ叩き状態になっていますが、
僕は全くそうは思わない。
むしろお金とズブズブ仲良くなり過ぎてしまった音楽の世界に、いい石投げt以下略
そもそも音楽家の音楽以外の部分、いわゆる人間性や言動に対して、
評価や批判をするのはファンとして白痴すぎないか?とも感じます。
ただ、大衆向けの音楽ビジネスというのは、ある意味その白痴を拠り所に成立しているところもあって、
なんか悶々としてしまうんですよね。
本来であれば、
このアーティストの音楽、いいよね!
くらいまででちょうどいいと思うのですが。
ほら、SNS上でも、
あ、この人、このアーティストがいないと
ATフィールドが崩壊して人の形を保てなくなってしまう…みたいな人、たまにいるじゃないですか。笑
個人的な感覚で言えば、それはファンではなくて
現実世界では能力的に埋められない精神的な欠陥を
何かを好きになるという行為で埋めようとしている人
なんですよ。
そして悲しいことに、彼らの多くにはその自覚がない。
さらに悲しいことに、そうした人のつぎ込むお金で音楽活動をしているアーティストは、
必然的に彼らを引きはがせなくなってしまうという、負のスパイラル。
音楽とはまるで関係のない部分まで、けじめなく好かれてしまって、本当に必要な音楽的技術の向上とか、新たなアプローチとか、
そうした一歩を踏み出す原動力を損なわれてしまう。
盲目的にアーティストを好きになることって、
そういう可能性を孕んでるんですよね。
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いや、その、
批評家とかではないです。笑
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おそらく近い将来、技術革新によって
鼻歌を高度なレベルで編曲するプログラムくらいは開発されるでしょう。
そうすると今までアーティスト達がものすごーいお金を使って作っていた音楽が、
いとも簡単に、手間暇かけずにできるようになる。
そうすると、知り合い同士で歌や曲を作りあったりして、
音楽を楽しむ社会は現在よりもミニマムなものになるかと推測されます。
レコード会社や、スポンサーといった
組織から与えられた音楽ではなく、
家族や友達のような、自分自身のつながりから、好きな音楽を探せる時代。
大切な贈り物や、コミュニケーションのツールとして、
自分自身の思いを、誰もが歌にできるミュージカルのような時代。
素晴らしくないですか?
僕はそんな時代を見届けてから死にたい。
でも、そんなふうになっちゃうと、
儲からなくなってしまう人がわんさか出てきてしまうので、
時間はかかる、というか、かけなくちゃいけないとも思うんですよね。
ゆるやかーに、水面下で、バレないように、
この話にご賛同いただける方みんなで進めましょう。笑
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いや、その、
活動家とかではないです。笑
音楽を、もうちょっとだけ、みんなのものにしたいだけ。
みなさんのご意見も、ぜひお聞かせくださいね。